早朝始発の殺風景エピローグネタバレと感想!原作とドラマは違う?

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青崎有吾作の青春ミステリ小説・早朝始発の殺風景がWOWOWのオリジナルでドラマ化され話題になっています。

全6話の構成になっていますが、最終回である6話目エピローグのネタバレと感想をご紹介していきます。

原作とドラマの最終章が違うのでは?と気になったあなた、必見です。

それでは一緒に、早朝始発の殺風景エピローグネタバレと感想!原作とドラマは違う?ということで見てまいりましょう。

 

早朝始発の殺風景エピローグネタバレ

ドラマ・早朝始発の殺風景のエピローグネタバレについてご紹介していきます。

実はドラマと原作の最終章のタイトルが異なっています。

原作では、6話・エピローグ、ですが。

ドラマでは、6話・啄木町の七不思議となっています。

原作を読んだという人達のレビューで一番多かったのは、エピローグでのまとめ方がうまい、共感できたというものでした。

ドラマでは、6話目をあえて別のタイトルにしたのは何故でしょうか?

しかも原作のエピローグには書かれていない内容も映像化されているようです。

それでは、ドラマのエピローグのネタバレについてご紹介していきます。

 

早朝始発の殺風景エピローグネタバレ・ケーキ屋デルタにて1・殺風景と加藤木

啄木町にある取り壊し予定のマンション地下で、全治8か月の暴行を受けていた22歳の男が発見されニュースに。

このニュースを加藤木と見ていた殺風景がこうつぶやくのでした。

「8か月じゃ割りに合わない、あと2~3か月足しておけばよかった」

この言葉で、暴行をした人物は殺風景と加藤木であったことが推測できます。

つまり、保護された男が1年前の通り魔事件の犯人。

その通り魔事件の被害者が、叶井(かない)、殺風景の唯一の友人だったということ。

ドラマの第1話早朝始発の殺風景で描かれた謎、なぜ殺風景が早朝始発に乗っていたのか?の理由が解き明かされることになります。

一方、偶然に乗り合わせることになる加藤木にも別の理由がありました。

それは、アリバイ作りでした。

加藤木は映画研究部の部長でしたが、気が弱いため他の部員に押され気味。

映画撮影のために市民美術館に不法侵入する計画を立てる仲間に承諾させられてしまいます。

早朝始発の電車に乗ったのも、不法侵入が見つかった時のアリバイ作りだったのです。

ところが、もっと深刻な計画を企む殺風景と偶然に同じ時間の同じ車両に乗り合わせてしまい、奇妙な成り行きで殺風景の共犯者となってしまうのでした。

殺風景と加藤木がどのように犯人をマンション地下におびき寄せ監禁して友の仇を討つことになるのでしょうか?

そこはドラマを見てのお楽しみとしておきましょう。

 

早朝始発の殺風景エピローグネタバレ・ケーキ屋デルタにて2・仲良し3人組と煤木戸

この最終章では、今までの登場人物がさりげなく同じ場所に遭遇するという憎い演出になっています。

登場人物たちを結びつける小道具のひとつが、話題の店「デルタ」のプリンです。

殺風景と加藤木がお茶をしながら、男のニュースについて知るのも「デルタ」でしたし、草間が煤木戸にお土産に持参したのもここのプリンでしたね。

次の場面でお店に入ってきて、殺風景と加藤木の側の席に座るのが、3人組の仲良し女子、真田と詩子とナギちゃんです。

そこに、嬉しそうにプリンを買いきた煤木戸も登場します。

注目すべきは、皆、何か吹っ切れたような清々しさが感じられることです。

また、視聴者にとっても、関わりのないそれぞれの登場人物が偶然に交差する場面をみるのは、視聴者だけが知る彼らのストーリーへの思いも交差するので感慨深いです。

 

早朝始発の殺風景エピローグネタバレ・閉鎖マンションにて・麻と猫

デルタを出て、男が保護された閉鎖マンションを訪れる殺風景と加藤木が見つけるのは、丸まると太った猫でした。

そこにちょうど餌をあげにきたギャル風の茶髪少女がいます。

映画の配役のイメージが違いますが、その少女こそ、捨て猫で喧嘩をしていた兄妹の妹、麻だということが分かります。

何故なら加藤木がマンションで起こったことを挨拶代わりにコメントすると、茶髪少女は、猫にこう話しかけたからです。

「こわいね、ウイロウ

捨て猫を大切に育てている様子が分かりますね♪

 

早朝始発の殺風景エピローグネタバレ・駅のホームにて・フォークソング部

殺風景と加藤木は帰宅するために駅に向かいます。

駅のホームで、学校の同級生である伊鳥と先輩風の男子が何やら楽し気に話しているのを見かけます。

伊鳥は頭にミッキーの耳のカチューシャを付けていたので、遊園地からの帰りと思われます。

ここでも、フォークソング部のお別れ会で起こったある出来事が伊鳥が先輩との絆を作ったことがわかります。

さて一方加藤木は、帰り道に殺風景との企みが終了したことで、次にあう理由がなくなってしまったことを寂しいと感じていました。

そこに殺風景がこう切り出すのでした。

「これからも始発にのって学校に行こうと思う」

加藤木は、そんなに早く行ってどうすんの?聞き返すも殺風景が作ってくれたチャンスと受け止めて嬉しい気持ちになるのでした。

公園のレストハウスで受験勉強をするという殺風景の答えに、こう返事すればよかったのですから。

「あー、それはいいかもしれないね。僕もそーしよーかな」

 

早朝始発の殺風景エピローグの感想を抜粋

ドラマ・早朝始発の殺風景の配信後に追記していきます。

 

早朝始発の殺風景エピローグ原作とドラマは違う?

原作・早朝始発の殺風景エピローグと、ドラマ・早朝始発の殺風景の最終回は、タイトルが異なります。

原作のエピローグは12ページと短い書き下ろしになっていますので、ドラマの6話のあらすじ内容と比べても少ないですね。

またドラマ6話タイトルの「啄木町の七不思議」は、原作には存在しませんので、ドラマオリジナルのストーリー設定が含まれると思われます。

ですので、小説・早朝始発の殺風景を読んで内容を知っているあなたにも新しい展開を見る楽しみとなりますね。

 

早朝始発の殺風景エピローグネタバレと感想!原作とドラマは違うのまとめ

さてここまで一緒に、早朝始発の殺風景エピローグネタバレと感想!原作とドラマは違う?ということで見てまいりました。

如何だったでしょうか?

ドラマ・早朝始発の殺風景の6話はエピローグとは呼ばれず、別タイトルだったことが分かりました。

そして、最終回は原作とは少し違うものに仕上がっているということも分かりました。

ドラマ・早朝始発の殺風景は、WOWOWオリジナルドラマとして2022年11月4日夜11時30分に配信されます。

配信後に感想も追記していきますので、良かったらまた覗いてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^♪

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