ショーシャンクの空にレッド仮釈放されたのなぜ?許可された理由を考察!

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映画ショーシャンクの空にでの本当の主人公は誰だと思いますか?

映画での主人公は、アンディという設定ですが、本当の主役はレッドだといわれています。

そこで大きな焦点になるのは、レッドがなぜ仮釈放されたか、です。

なぜ、3回目の面接でレッドの仮釈放が許可されたかの理由と考察について気になったあなた、必見です。

それでは一緒に、ショーシャンクの空にレッドの面接シーンからなぜ面接官がレッドの仮釈放を許可したかの理由を考察していきましょう!

 

ショーシャンクの空にでレッドはなぜ仮釈放された?

映画ショーシャンクの空にで、語り手をしているのはレッドですね、そしてレッドこそが実はこの物語の主人公なのです。

何故なら、映画の脚本家で監督であるフランク・ダラボンも、この映画のテーマは「レッドの面接シーンそのものだ」と語っているからです。

レッドはなぜ3回目の面接で仮釈放されたのと気になったあなたは、この映画の本質に近づいていることになります。

この映画が公開された1994年、実は公開当時は全く評価されず興行成績も惨憺たるものだったそうです。

アカデミー賞にノミネートされるも、ひとつも賞をを獲ることはできませんでした。

しかし、その翌年からアメリカ全土でショーシャンクの空にのビデオをレンタルする人が急増。

そしてなんとレンタルビデオランキングで全米1位に輝いたのです。

このことからも分かるように、映画ショーシャンクの空にが伝えるメッセージは一度観ただけでは消化しきれないけれど、2回目、3回目と観るうちにその素晴らしさに気づく作品です。

さて肝心のメッセージにたどり着く前に、まずはレッド自身の罪について。

そして、監督がもっとも伝えたかった3度目のレッドの仮釈放面接シーンに行く過程を考察していきましょう。

 

レッドが犯した罪は何だったのか

映画ショーシャンクの空にの中では、レッドが犯した罪について言及されていません。

何故でしょうか?

死刑囚として投獄されているのだから、殺人事件の犯人であることは間違いないです。

この映画の原作は、ホラー小説の巨匠スティーブン・キングですが、その原作の詳細は以下の通りです。

  • 原題: Shawshank Redemption
  • 直訳 ショーシャンクの償い
  • 邦訳 刑務所のリタ・ヘイワーズ

そして原作にはレッドの罪が何かが書かれています、それは:

保険金目当てに妻を殺害し、現場を見てしまった隣人2人も殺害、計3人を殺害した凶悪犯罪の罪でした。

かなりショッキングな犯罪に驚いたのではないでしょうか。

映画では、モーガン・フリーマンがレッド役を演じていますね。

レッドの印象は決して悪くありません、刑務所内の調達屋、仲間にも信用があるレッドはアンディが最も信頼する話し相手、そして親友となります。

映画でレッドの罪を言及しなかったのは、実の主役であるレッドのイメージを保つためだったのでしょう。

 

レッド仮釈放審査面接1回目

レッドの仮釈放審査は、レッド服役20年目に行われます。

レッドは若くして殺人を犯しているので、この時の想定年齢は40歳過ぎでしょうか。

審査官

あなたは、自分が更生したと思いますか?

レッド

ええ、もちろんです。

身に沁みました。

生まれ変わったと心から申し上げられます。

神にかけて真実です。

この時のレッドは、仮釈放されたいばかりで、審査官の機嫌を伺うような薄っぺらな演技をして心にもない言葉を発しています。

審査結果は、予想通り仮釈放否認でした。

 

レッド仮釈放審査面接2回目

レッド仮釈放の審査は、1回目から10年たった後、レッド服役30年目にまた行われます。

レッドの想定年齢は、50歳過ぎでしょうか。

審査官は前回と全く同じ質問をします、そしてレッドもまた前回とまったく同じ回答をするのです。

審査官

あなたは、自分が更生したと思いますか?

レッド

ええ、もちろんです。

身に沁みました。

生まれ変わったと心から申し上げられます。

神にかけて真実です。

ただ、この時のレッドの言葉には、投げやりな、とりあえず前と同じことを言っている感じがあります。

10年の歳月の間で、レッドにとって、とても大きな出来事が起こっていました、それは同じ死刑囚として服役していたブルックスの仮釈放後の自殺でした。

このブルックスの自殺という事件は、レッドにとって、仮釈放という希望を潰すものだった、その為、わざと仮釈放されないような回答をしたとも考えられます。

審査結果は、レッドの予想通り仮釈放否認でした。

 

レッド仮釈放審査面接3回目

さていよいよ、レッド仮釈放審査3回目が行われます。

このシーンこそ、ショーシャンクの空にの脚本と監督を務めたフランク・ダラボンが伝えたかったメッセージが詰まっているのです。

審査官

あなたは、自分が更生したと思いますか?

レッド

あんたたちが聞きたいのは、俺が後悔してるかどうかだろ?

後悔しない日など一日もない。

あの時の俺は、恐ろしい罪を犯したバカな若造だった。

そいつにまともになれって言って聞かせたい。

でも出来ない、何故ならもうここにあの若造はいないからだ。

ここにいるのは取り返しのつかないことをしてしまったと悔やむ一人の老人だけだ。

もう取り返しはつかない。更正なんてただの言葉に過ぎない。

書類に不可の判を押して終わりにしてくれ。

正直言って、仮釈放なんてもうどうだっていいんだ。

3回目の審査は、レッドが服役してから40年目に行われました。

レッドの想定年齢は60歳過ぎでしょうか。

最後に審査を受けた10年の間に、レッドの人生最大の出来事が起こっていました。

そうです、親友アンディの脱獄です。

脱獄を成し遂げたアンディがレッドに伝えたかったメッセージを服役40年のレッドが理解したのでした。

それを一言でいえば、希望 です。

ブルックスの死で、仮釈放への希望を失っていたレッドに再び希望を与えたのはアンディの脱獄だったのです。

レッドの言葉に審査官は、仮釈放許可の印を押します

 

ショーシャンクの空にレッド仮釈放が許可された理由を考察

審査官を納得させたレッドの言葉の真意はなんだったのでしょうか?

それはきっと、レッドが本当の意味で自分の罪と向き合い、その後悔の念と共に生きていく覚悟をもったことが感じられたからなのではないでしょうか。

これこそが、ショーシャンクの空にの脚本と監督を務めたフランク・ダラボンが伝えたかったメッセージだったのではないかと思います。

あなたはどう思いますか?

 

ショーシャンクの空にレッド仮釈放なぜ?許可された理由を考察!のまとめ

さて、ここまでショーシャンクの空にレッド仮釈放なぜ?許可された理由を考察!について一緒に見てまいりました。

如何だったでしょうか?

ショーシャンクの空にレッド仮釈放なぜだったのか?

許可された理由の考察を通してこの映画で伝えたかったメッセージを感じることができたでしょうか?

筆者もこの映画を観た後、言葉にならない清々しさを感じました。

それはきっと、あなたの心にも届いたメッセージ、アンディが言っていた言葉。

「希望はいいものだよ」

だったのではないでしょうか。

あなたが気になったものは、同じものでしたか?

最後まで読んで頂きありがとうございました(^^♪

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